苦悩の日々
連載など、続き物のストーリーを考えるのは
テーマも流れも決まってるから
そんなに悩むこともないんですが
新しい話を作り出す
これはなかなか苦悩な作業です(-_-;)
話作りの苦悩を最初に感じたのは
デビューして数年経った頃でした。
それまで、ポッと浮かんできた話を
ただ描いてるだけでしたが
ある日の夜、就寝前お布団に入ってるとき
その頃の私はこんなときに
ムクムクとストーリーが湧き上がったものなのですが
ぬけていくのが分かったんです…
なにも浮かばない!
それどころか
ぽ〜〜 っと 自分の中から、
すべては無くなった と
見えるようにぬけていくのが分かったんです。
真っ青になって、落ち込み焦りました。
そして模索して模索して行き着いたのは
「初心に帰ろう」
「自分のキラキラしてた頃を思い出そう」
「思い出いっぱい詰まった話を描こう」
でした。
そして描いたのが
(もう昔々の話ですが(~_~;))
『てぃーんず』というお話でした。
それからは毎作品
考えて考えて産みの苦しみから作品作ってます
(それまで何も考えてなかったってのが
おかしかったかも(~_~;))
そして
産みの苦しみは
子どもを出産してから、ますます大変な作業になっています。
昔の私は
『布団の中』ここがいちばん話の生まれる場所だったんですが
それ以後は
『水』が相性の良いアイテムでした。
たとえばお風呂やキッチン
お風呂は、リラックスしてぼーと考えられるから。
これは想像できますよね。
そしてキッチン
ここでは食器を洗ってるときです。
水の音と共に
黙々と食器洗いという単純作業をしてるとき
これが創造の回路が活性化するようなんです。
だから家を建てるときには
対面式やアイルランド・キッチンなどというものではなく
壁に向かうタイプにしたほどです。
ところが
この『水』アイテムの効力も
子どもが生まれると共に、すっかり効かなくなりました(ーー;)
頭の中は常に
「これ終わったら、お風呂洗って、あれしてこれして…」
考えてるのは家事のことばかり。
(お母様方なら、よぉーーーく理解していただけることでしょう)
だから新しい話を考える
これは至難の業なんです。
まず母親モードから漫画家モードに
移行しなければなりません
そんなときのお役立ちアイテムはやっぱり
『音楽』ですね♪
とくに青春モードにしてくれる音楽じゃなきゃいけません。
新しい曲も好きなのは沢山あるけど
私的にいちばん青春モードに入りやすいのは
故 尾崎豊 さんのアルバムなんです。
話の内容とは関係なくても
きらきらした感情を甦らせてくれるんです。
昨日から寝る前CD聴いてます。
産みの苦悩中です(~_~;)
あと曲としては小泉今日子さんの
『あなたに会えてよかった』
とかね♡
私の作品の基本テーマは
『青春』なんです。
たとえ主人公が主婦でも母親でも
たとえ私がいくつになっても(~_~;)
私の漫画は『青春モード』
これは譲れません!
♡甘太です♡
そして私の部屋の入り口に限らず
ドアの敷居あたりで寝てること多いです
フォトライト点けてたので
怖いぞ(ーー;)