続・白ネコ親子
前回書いた、のらチャンのその後です。
頭が良くて、捕獲器のごはんのほとんどは食べても
仕掛けが作動する金具にかけてあるごはんだけは
食べてくれない白ネコちゃんでしたが
ご近所さんのアイデアで翌日確保でき
すぐに病院へ連れて行きました。
ところがなんと!!
白ちゃんはひどい乳房炎で
避妊手術ができなかったのです(T_T)
7cm×6cm位の板が入っているように
分厚いかたまりがお腹にべったりあって
ほんとにすごいんです。
通常メスをいれる場所で切れば大量出血
それを避けると大掛かりな手術になってしまうということで
炎症止めの注射を2本打ち、治ったら手術ということで
連れ帰ることになりました。
連れ帰ったものの
炎症を治すには子猫におっぱいを飲ませちゃいけないので
ゲージに一緒にいれるわけにはいかず
小さいゲージにお母さん、外回りの大きめゲージに子猫を入れ
一晩過ごしましたが、子猫は柵から手を入れて
お母さんを求めるんです
いじらしいです(T_T)
手術前のお腹の毛剃りで乳房炎が発覚したので
麻酔だけかけられ、切れるまで時間がかかりました
翌日、麻酔から覚めた白ちゃんは、当然「出してくれ」と騒ぐので
外へ放しましたが、子猫はもう外へ返すわけにはいきません。
そこからが、かわいそうな毎日です。
わが子を返してくれと、白ちゃんは外でずっと泣いて
子猫も母猫の鳴き声をきくと泣き出して。
親子を離しておくのが、かわいそうでたまりません(T_T)
でも、ご近所さんとも
「次の妊娠前に手術するためには早く治ってほしいし
なにより、せっかく確保できた子猫を
のらちゃんにするわけにはいかないから
お母さん猫には、我慢してもらうしかないね」と話しています。
ただ、実際これも人間の勝手な言い分ですよね。
猫にしたら
「のらだろうと、事故に遭おうと
嫌う人間がいようと、かまったことじゃない
外で自由に好きなように生きたほうが幸せなんだ」
そう思ってるかもしれません。
それでも人間と共存していくしかない世の中では
のらちゃん化はさせたくないですから…
とか思いながらも、これもやっぱり勝手な言い分だよな、って
気持ちは堂々巡りですけど(T_T)
白ちゃんが飼えるほど
人なれしてくれたらいいんですけどね…
そうすれば、炎症も早く治せるし。
自由になって長いので難しいですね。
そんなんで、白かあさんは、まだ避妊できずです。
早く治ってくれるといいなぁー。