Girl
【Girl】
前後編の作品です。
この扉絵の雰囲気が気に入っていて
単行本の表紙にも使ってもらいたかったのですが
人物が離れているため難しく、上部のように描き直しました。
後編の扉絵です。
この話は、妊娠・中絶したことに苦しんでる女の子が登場するのですが
(単行本の著者コメントにも書いたのですが)
当時、読者さんから
「今どきの子は妊娠・中絶くらいどうってことないのにバカみたい」
というような手紙をいただきました。
単行本でも
「そういった子に読んでもらいたい作品です。
いつかわかってもらえると思います」と書いたのですが
手紙にしてまで批判してきたのは
責められてるように感じる、なにか痛みを持ってたのかな…とか
今は考えたりもします。
その手紙をくれた人も、今はすっかり大人の女性になっている年代です。
私の深読みが的外れだったら
今なら、どう感じてもらえるのかな…
同時収録されていた【夏雲(なつ)の扉】「夏」3部作の2話目です。